2018-05-27
ジメジメした日や夏日となる日が
増えてきました。
これから、本格的なクールビズシーズン
となりますね^ – ^
本日はボタンダウンのワイシャツ
についてお話しさせて頂きたいと思います。
サラーマンの方を中心に、襟元にボタンが
付いたワイシャツを着られていますよね。
襟元が華やかに見えるとの理由から、
ネクタイを外すクールビズシーズンでは
ボタンダウンワイシャツを選択される方も
多いかもしれません。
一時大手スーツ量販店さんが拡販されたことも
ありお持ちの方も多いのではないでしょうか。
このシャツの起源は、実は
ポロ競技と呼ばれる馬に乗って行うスポーツ
にあると言われています。
この競技はインド人が軍事訓練の一環として
馬を乗りこなす事に始まったもので、
ユニフォームは襟付きで馬に乗って行う為、
風や激しい運動で襟が捲れたり、
ひらひらと落ち着かないことから、
襟元にもボタンを付けていたようです。
インドがイギリスの植民地になり
イギリス兵士達が母国に持ち帰り
ポロという競技がヨーロッパに広がり、
その競技を見た米国の
ブルックスブラザーズ創業者の孫
「ジョン・E・ブルックス」がその襟型を
見て本国(米国)に持ち帰り
ボタンダウンシャツを
販売したと言われています。
よって、米国の衣料ブランドの王道である
ブルックスブラザーズやラルフローレンの
シャツに多く採用され、
カジュアルの領域で浸透しました。
日本ではビジネス領域においても
着用が多く見受けられる
ボタンダウンワイシャツですが、
ルーツをたどればスポーツの影響を強く
受けており実は、ビジネスシーンにおいては
相応しい仕様とは言えません。
重要な商談時や結婚式などフォーマルな
装いが求められる場面では、
ボタンダウンワイシャツの着用は、
避ける事をお勧めいたします^ – ^